配偶関係(比率)の推移

 ここでは20-54歳の年齢層について、配偶関係の推移をみています。配偶関係は、家族構成や出生などにも関係があります。
 20-54歳に限定した理由は、出生率と配偶関係との関係に着目しているからです。20歳未満はほぼ未婚であり、54歳以上は出生が少なくなります。
 高齢単身者に着目すれば、55歳以上の配偶関係もみる必要があります。ただ、54歳までの傾向でかなりの推測はできると思います。

 国勢調査の配偶関係は、未婚・有配偶・死別・離別と不詳に分類されています。とりわけ近年は「不詳」が一定の割合を占めているようで、都道府県・年齢層別といった細かな単位で集計すると、無視できないものになってきます。

 ここで用いたデータは、1980年以降は、総務省統計局webサイトのデータベースによる集計によります。それより前は紙媒体(PDFファイル)です。1980年より前は、都道府県やコーホートによる集計はしていません。